query_builder 2022/08/04
ブログ
有限会社嶋屋

こんにちは、嶋屋のYです。
8月に入り、またジリジリと暑い日差しが戻ってきましたね。

つい先日、普段滅多に熱など出さないのですが

何だか頭が怠いなあ~

そう思い体温計を手にして計ったところ
不覚にも37.4℃の微熱。


ガァーン...(-_-;)


コロナ第7波がこれだけ猛威を振るっている中、
真っ先に浮かんだのは

ついに、来たか....

しかし結果は、前から患っていた耳の疾患が炎症を起こし
その発熱によるものと判明、コロナの難からは辛うじて助かりました。

とは言うものの、耳の外耳道(鼓膜より外側部分)の炎症で
いわゆる耳の穴が閉塞してしまい片側が酷く難聴になってしまいました。

特に高音が聞きづらく、
これは陸送の運転はヤバいか!?

そう判断し、すぐに会社へ報告しました。


配車担当者は、といっても弊社社長ですが、

安全輸送の為すぐに乗務員リストから私を外し、


現在は、恥ずかしながら


「走れない嶋屋の陸送屋Y」として


大人しく自宅療養に励んでおります。(*´ω`*)


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さて、私の大好きなジブリ映画の一つ、
映画『紅の豚』の中で
主人公ポルコ・ロッソが
死と隣合わせの飛行艇乗りの身を案じ
心配したジーナに対し放った言葉

「飛ばねぇ豚は、ただの豚だ」

このシーン、ポルコの仕事に対する誇りと覚悟...
そんな男の矜持が詰まっているようで
何度聞いてもいいよなあ~(*'ω'*)

いやいや、そうじゃなく
己の立場に置き換えて言うなら

ハンドルの握れねぇ陸送屋は、ただのおっさんだー!


そんな気になってしまいました...

た・た・ただのおっさ~ん!

 嫌だァ

ハンドルが握れなくたって何か陸送界のお役に立ちたい!
そうだ、ブログでも書こう!

ということで、今回も神奈川の陸送屋「嶋屋」のブログに
どうぞ、どうぞお付き合い下さいませ。


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そうは言っても、今週の陸送件数はゼロなので

今日は最近目にしたネット番組から。


先日、あるネット記事でこのようなものを目にしました。
ヤフーが配信する下記「RED Chair」という番組(記事)です。


https://video.yahoo.co.jp/c/4041/

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「RED Chair」は

各界で著名な実績を残された方を

革張りの豪華な赤い椅子(RED Chair)にお呼びし、
これまでのご自身の生き様や人生哲学などを

語って頂くというものなんですが

たまたま視聴したのは、

「辰吉丈一郎」という元WBC世界バンタム級王者の回でした。
40代から上の方であれば、ボクシングに興味がない人でも
彼の名は知っている人が多いのではないでしょうか。

特に今から28年前の1994年12月4日に行われた

薬師寺保栄との統一選は
薬師寺の地元東海で、瞬間最高視聴率65%と、

現在では想像も出来ない数字を記録しました。

私は父がボクシングファンで、

当時は頻繁にボクシング試合がテレビ放送されていたこともあり
好きだったアニメ「あしたのジョー」とかの流れで、

ボクシングのテレビ中継をよく見ていた記憶があります。

当時の辰吉選手の印象は
腕を振り回して相手を挑発したり、ぶっきらぼうな物言いだったりと
あまり好きではなかったのですが、

とっくのとうにプロとしてのライセンスは失効し、
誰しもがプロとして活躍することは

100%不可能と断じて疑わない中、

本人は現役続行に拘り、52歳を過ぎた今でも
現役選手のようなトレーニングと、厳しい体重管理をして、
いつでもリングにあがれるよう準備をしているそうです。

翻り、私たち陸送屋の仕事も、

プロボクサーからしてみれば厳しい減量もないし、
ましてリング上で生死を懸けた一瞬を燃やす

といったことはまずありません。

しかし、よく言われるように車は走る凶器であり、

まして大型トラックともなれば一瞬の操作ミス・判断ミスで

人の命を簡単に奪い取ってしまう乗り物。

そんな車を生業として陸送している、陸送屋もまた、
ある意味、最高のパフォーマンスを公道という名のリングで

発揮して戦わなければならない仕事でもあります。

作品の中で辰吉丈一郎はこう言います。

日本って、「三度目の正直」って言葉があるじゃないですか
ぼく2回(世界王者に)返り咲いてるんです
で、3つ目とったら終わりなんよ
うん、それだけのこと。


辰吉丈一郎はそう語った。

歳で言えば私は辰吉氏より2つ若いが、

陸送という特殊な仕事をしていると
自分がいつまでこの走る凶器を手なずけ続けることができるのだろうか

と不安を覚えることがあります。

スポーツ選手に引退は付きもので、

古くは昭和の大横綱千代の富士、野球界ではイチロー選手、
最近ではフィギュアスケートの羽生選手など

名言と共にその一線を退く姿がありました。

どの選手も国民栄誉賞級の人物で、
たかだか、いち陸送屋の分際でおこがましいですが

立っている場所は違えど、

己のパフォーマンスのしのぎを削り
人生の多くの時間をかけているという点で

国民栄誉賞級の人物と比較する必要もなく、
老若男女どんな人でも向き合うのが「引退」の二文字です。

陸送屋さんの中には、


つぎ事故を起こしたら、この仕事は辞めよう
つぎクレームを起こしたら...

そう言う仲間の声を聞いたことがあります。
確かに人それぞれの考え方があり、自由ですので
それも一つの「引退」の判断かもしれません。

でも私はそのようには思いません。

辰吉丈一郎は

3つ目を取ったら終わり

そう言いました。

陸送屋として、事故やクレームは常に身近にあり
結果としてそれが原因で

出禁や強制引退させられることもあるでしょう。

でも引退とは本来、


自分が自分の意志で決めるものであり


まさに辰吉氏はそれを体現しているのです。

もっと、もっと陸送について知りたいし
トラックや交通、ドライバー心理についても経験や知識を深めたい。

その反面、いつかはこの手にした凶器を

鞘に納める時を見据えなければとも考えています。


それは月日の杓子スケールで図られるものではなく、

もっと精神的なものであるはずです。

陸送屋としての着地地点とは...

連日の猛暑から少し気温が和らいだ薄曇りの下
そんな事を考えました。

お盆休みもすぐそこです。

私は「走れない陸(おか)の上の陸送マン」ですが、
公道を走れる本物の陸送屋の皆さん、

無事故でお盆休みを迎え、
陸送ができる健康な身体を与えて下さった

ご先祖様に感謝のお線香をあげながら
それぞれの着地地点を考えてみるのもいいかもですね!

今回も最後までお読み下さり、
誠にありがとうございました!<m(__)m>

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