陸送やってプレゼントがもらえるなんて!

query_builder 2022/06/03
ブログ
有限会社嶋屋

こんにちは、嶋屋のYです。
このブログを書いているのはもう6月です。
令和4年になってもう半年経つのですね。

私事になりますが、先月誕生日を迎え
年齢でいうところの十の位が一つ増え、
今まで以上に一日一日月日が経つのが早く感じられます。

誰しも思い当たる節があると思いますが、


小学生だった頃、人生、そしてその未来は

永遠に続くバラ色の存在と思っていたものが

昨今のロシアとウクライナの戦争による日常の破壊

知床観光船の沈没事故による家族の喪失...


そんなことを目の当たりにすることが多い今日この頃。

そんな節目の折、いつ何が起きてもいいようにと

自身の仕事を振り返り
この半年でどれだけ学びと成長が得られただろうか、


そんなことも真面目に考えながら、


さあ、神奈川県を代表する陸送会社嶋屋の

公式?ブログにお付き合い下され~。(^-^)

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まずは前回予告したように
最近陸送でハンドルを握った
UD製クオンのスノースイーパー車両です。


引用:青森県庁ウェブサイトより


こんな感じの車両です。


画像はいすゞのギガで、

前方に装着しているのはスノープラウという

雪を吹き飛ばす装置ですが、

ここにデッカイ回転ブラシみたいなものを装着したのが

スノースイーパーです。


まあ何となく雰囲気が伝わればヨシとしましょう。

今回陸送した車両は、

北海道紋別空港でおそらく今冬から活躍するであろう
除雪部隊のエースです。

もちろん除雪装置である巨大なスイーパー部分は

取り外した状態での陸送でしたが
特徴は何といっても、その車高です。


車高といってもタイヤの下からキャブルーフまでの高さではなく、
運転席に座った時の、ドライバーアイポイントの高さのお話です。

巨大な回転するスイーパーや

スノープラウと呼ばれる排雪板を装備しても
前方視界が犠牲にならないよう、

運転席部分であるキャブが通常のトラックより嵩上げされ、

とにかく運転席に乗った時のアイポイントが高いのが特徴です。

運転席に乗るのも、

普通はフェンダー脇に備わった2段から3段のアルミステップに
足をかけながら乗りますが、


こいつは正規のステップではキャブまで届かないので
はなからドア後ろに設えた専用階段をよじ登って乗車するのです!

まあ、これが実に乗りずらいったらありゃしない!

専用階段を垂直によじ登ったあと、

そのまま体を右へねじって平行移動させ、
よっこらしょとキャブの手摺に手をかけてシート飛び込む....

う~ん、そんな芸当を、大雪で足元もままならない場所でするって、


除雪隊の皆さん凄すぎますょー!

次にその外観、
今回のように一見普通のトラックに見え、
純正キャブだけを持ち上げ(嵩上げ)て取り付けた車は、

見た目も何だかアンバランスな感じです。

実はこのように、シャーシ部分は普通のトラックと同じで、
ドライバーのアイポイントを稼ぐため、

キャブだけを高くしたトラックというのは
他にもあったりします。

実際私も、日野自動車の輸出用小型トラックで、

シャーシ自体を縦2段重ねにし、
その上にキャブを乗せた車を運転したことがあります。

車下半分はいつものデュトロでも、
なぜかドライバー視点はプチプロフィア並みといった
?がいくつもついてしまう車でした。

その時は、幅が狭いのに視点だけが妙に高いものだから
何だかチョロQみたいで面白かったと記憶しています。

で、話は戻り...

今回陸送したクオンの乗り心地はというと、
運転席回りの操作は普通のクオンと変わらないので
雪上路面用の特殊パターンのタイヤから発するロードノイズ以外は
クオンのそれと同じでした。

しかし、問題はそのアイポイントの高さです!

日野自動車でいえば、トレーラーヘッドのSHや、

ダンプカーなどで使われるFSが
一番運転時に着座位置が高くなっていますが、

それより70~80cmは高くなっていたと思います。


なんと言っても、陸送中隣りに並んだ

低床プロフィアのキャブルーフが
私の目から見ると見下ろす感じで見えたのですから!

ここまでアイポイントが高いので
大方の予想通り

下方の視界がめっぽう悪い!

もちろん然るべき箇所に必要なミラーは装備されていて
前方、左右側方と見えるには見えるのですが...

車両感覚というか、

見えない!という肌感覚が今までになかった感じ。


だって、助手席の向こうには

プロフィアのルーフしか見えないんですもの...

もちろん実際には目視なんて出来る場所は殆どなく、

ミラー頼りの運転に終始し、
乗り慣れないということもあったのでしょうが、
陸送を終え青海埠頭にたどり着いた頃、

私は心身共にぐったりと疲れてしまいました。

この見えないという肌感覚が、
実はドライバーの心理的ストレスに大きく影響しているのではないかと
私なんかは薄々感じております。

確かに陸送する車が大きくなればなるほど、

目視で確認できるスペースは狭くなり
限られた道路幅での自由度も制限されて

運転者には心理的な負担が増していきます。

それでも仮に、架装効率などは抜きにして
とにかく前も、下も、側方も、筒抜けで

目視が可能なキャブをトラックに載せることが出来たら...


安全この上ないこと以上に、

ドライバーが運転していて楽な車が出来ると思います。

実はこの感覚、

最近バスの回送が多く、
誤解を恐れずいえば

なんでバスって、

トラックと比べてこんなに運転が楽なのかな~?

そう常々思っていたことと、つながっていきます。
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中型路線バス:幅2.3m、長さ約9m
中型トラック(ロング):幅2.37m、長さ約8m

大型観光バス:幅2.49m、長さ約12m
大型トラックバン:幅2.49m、長さ約12m


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タイヤの位置など、車種ごとに違いはあるものの
幅と長さに関しては、

どちらもサイズ的に大きな違いはありません。

そんな中でも私が感じた圧倒的な違いは何かというと

目視できる視界のレベルが全く違うぅ!

ということでした。

バスは後ろにエンジンがあり、

トラックは運転席の下にエンジンがあるとか、


バスは人を乗せて運ぶためで、

トラックは出来る限り沢山の物を運ぶためのもの


そんな目的の違いはありますが、

単純にバスは運転席が低く、アイポイントも低い
つまり運転上リスクになる道路状況を確認しやすい。

逆にトラックは運転席が高いので、

前方下や左右側方はミラー頼りとなり
危険ゾーンを直接目視することがしずらい。

さらに、運転席に実際座ると分かるのですが


座った状態で首を左右限界まで回して

視界に飛び込んでくる外部情報というのが
やはりバスの方が圧倒的に多いのです。

路線バスなどは左側方も窓ガラス越しに、

並走している車が直接確認出来ますが


トラックでは

左サイドミラーでしか並走車両は確認できないでしょう。

左に並走している車がどのくらいの大きさであるとか、

自車とどのくらい速度差があるのかとか


ミラー越しから得られる情報を頭で演算するより、
直接目視で得られた情報を処理する方が遥かに楽です。


それがトラックよりバスの方が運転しやすいという
運転のしやすさにつながっているのでしょう。


話をぐーんと前に戻して、

着座位置が高く目視可能範囲も狭い件のクオンですが


そういう意味からも、

運転はほんと、しずらかったなあ~(-_-;)
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ひるがえり、バスとトラックの運転の違い...

そんな視点を持てるようになったのも


神奈川を拠点にトラックの陸送をずっとしてきた私が
去年の12月から新たにバス回送事業担当になり
数多くバスを陸送してきたから...


うん、きっとそうだ。

そして実はそれこそ、
この半年における陸送の仕事で得られた

最高のプレゼントでしたー!


ブラボ~♪

ありがとう!陸送のお仕事ぉ~


ありがとうございます!

京成バスさまぁ~!

そして、私めを抜擢してくれた


嶋屋に
ありがと~ぅ!!

よし、うまくまとまったぞ
しめしめ...

最後までお読み下さり、

ありがとうございました!(^^)/

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