バス陸送中、曲者(くせもの)発見! エッ!ふつぅ~に信号無視ぃー?

query_builder 2022/05/20
ブログ
有限会社嶋屋

こんにちは、嶋屋のYです。
今回は久しぶりに神奈川県相模原市にある
嶋屋若柳陸送事務所でブログの更新をしています。

今朝ここまで来る途中、圏央道の青梅トンネル内で

乗用車5台が絡む追突事故が発生し、

あれよ、あれよという間に大渋滞となってしまいました。

事故原因は確かではありませんが、

圏央道内回り青梅トンネル入ってすぐの場所でしたので、


ひょっとしたら、目が暗闇に慣れる前に追い越し車線に飛び出し
ヘッドライトを点灯していない後続車を見落としてしまい、
結果として追突され、そのまま玉突き多重事故になったのかもしれません。


まあ、あくまでも勝手な想像ですが...

トンネル内ではヘッドライト点灯が当たり前ですよね。
けれど、最近の明るいメーターコンソール周辺の

イルミネーションを見つめていると

トンネル内のLED照明の明るさもあってか、
ヘッドライトのスイッチをONし忘れる車両を
結構な頻度で見かけます。

もちろん、自動車のヘッドライトは

【前照灯】と書くように
自車の前方を照らす役割が主ですが、


他方、トンネルなどの暗闇で

他車から自分の存在を知ってもらうという

被視認性を高めるという

重要な役割を持っています。

ところで、簡単にトンネル内ではヘッドライトONが当たり前

と書きましたが


どうして、どうして、この当たり前、

というか、そもそも....

【道路交通法 第52条第1項】

車両等は、夜間(日没時から日出時までの時間をいう。

以下この条及び第63条の9第2項において同じ。)、
道路にあるときは、政令で定めるところにより、

前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなければならない。
政令で定める場合においては、

夜間以外の時間にあつても、同様とする。

政令で定める場合→道路交通法施行令第19条第1項

(夜間以外の時間で灯火をつけなければならない場合)

道路交通法第52条第1項後段の政令で定める場合は、


トンネルの中、濃霧がかかつている場所その他の場所で、
視界が高速自動車国道及び自動車専用道路においては

200メートル、


その他の道路においては

50メートル以下であるような暗い場所を通行する場合
及び当該場所に停車し、又は駐車している場合とする。

これらから、トンネル内での無灯火違反は
違反点数1点、普通車で反則金6000円の
明確な道路交通法違反となります。

っていうか、道交法の話じゃなくて、

本当に言いたかったのは

この当たり前っていうのが、曲者(くせもの)
今回はこの当たり前だけじゃ事故は防げないというお話を一つ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


無灯火走行の話も普段陸送していると、あるあるですが
つい最近、こんな事がありました。

千葉市美浜区新港の、とある交差点での出来事です。


近くにある、ちばシティーバスさんから路線バスを預かり陸送中、
信号機のあるT字交差点に差し掛かりました。


下の画像がその交差点です。

画像では写っていませんが、T字交差点ですので

左折レーンと右折レーンの2車線があり、

私は手前の左折レーン停止線で止まっていました。


 ※緑線が私の進行方向になります。

  写真は記事当日のものではありません。

前方の信号が赤点灯だった為、ゆっくり停止線まで近づき停車しました。
前方には自車を横切る形で横断歩道がありますが、

T字交差点の向かい側に行く横断歩道は存在しません。

通常、ドライバーは左折の際、

横切る横断歩道の歩行者に多くの注意が向かうと思います。


しかしこのように、

左折時に横切る横断歩道がない形状の交差点では、
そもそも横断歩道がないのだから、歩行者の横断はないもの

そう少し安心したりしませんか?


私も正直、どこかでそんな気持ちがありました。

けれど、この思い込みが【曲者】なのです。

ちょっとここから少し時間を巻き戻します。


このT字交差点に差し掛かる手前で、

高齢者とおぼしき男性の乗る三輪自転車が

何やら不穏な挙動でふらふらと
脇の歩道上を同じ交差点に向かって走っていました。


荷台に載せた荷物の重さを差し引いても

あのふらつき加減は怪しい...


怪しき者(人・車・場所)には近づかず
これはハンドルを握るドライバーの鉄則でしょう。

「何だかあの三輪自転車、いやな動きだなぁ~」


私はそんな気持ちで

先ほどのT字交差点に差し掛かっていました。

さあ、前方の信号が青点灯。


いつもであれば前方・左右を確認し、

クラッチを踏み込み発進となりますが、


どうにもこの三輪自転車が気になっていたので、

発進せずにその挙動をみていると

あろうことか!


その高齢者の運転する三輪自転車は
私が運転するバスの目の前にある横断歩道を

悠然とペダルをこいで通過していくではありませんか!


私は一瞬何事かと、自分の目を疑い

前方の信号の色と交差側の歩行者用信号機の色を

何度も確認してしまいました。


もちろんこちら側から見て正面の信号が青点灯ですので、

交差する側の信号は赤点灯です。


信号無視といってしまえばそうですが、
このご老人は明らかに

私が見ていた前方の信号が

青に点灯したタイミングを見計らってから
赤信号の灯る横断歩道を渡っていったのでした。

つまり、実際自分の行きたい方向の信号は赤でも、
その時注視していた正面側の信号が青に変わったことで
ペダルをこぐスイッチが入ってしまったのでしょう。


明らかに認知の錯誤を目の当たりにした瞬間でした。


これがすぐに認知能力の低下と関連するのかどうかは

難しいところですが、

もし、不穏な動きの自転車に気づかず、
あるいは、左折方向に横切る横断歩道がないことをいいことに、
そのまま発進してしまうようなことがあったなら、


三輪自転車に乗るあのお年寄りは

バスの下敷きとなり、大事故に繋がっていたに違いありません。

個人差はあるにしても

認知機能の衰えは老化と共に、

ある程度仕方のないことです。


これから後期高齢者といわれる

75歳以上の人が益々増えていきます。


分母が増える分、認知機能が低下した人が
道路交通社会に参画してくる割合も増えるでしょう。

冒頭のヘッドライト灯火義務の話は

免許を持つ者の当たり前のことですが、


このように実際の道路交通の実態は、

当たり前のことや法令で決められた通りのことだけでは
事故防衛できない事がたくさん起こります。

自転車は動きも機敏で、

時に予期せぬ動きを見せることもあることから
運転中に自転車の傍を通過したりする際は、

細心の注意を払って走行するようにしています。

トラックやバスの陸送乗務員でなくとも、

自動車という交通強者を操っている全ての人が
法を盾に、お年寄りや子どもなどの交通弱者に対して

絶対に言い訳はできません。

故意ではなくとも、

人は時に、赤信号で横断歩道を渡るものなんだと
また一つ、いい勉強をさせてもらった今回の経験でした。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

1年を通じ、5月後半は

個人的には陸送していて一番走りやすい時期です。


季節を感じ愉しみながら、来週も陸送頑張ります!


さて次回は、

神奈川県相模原市にある飛鳥特装さんから陸送した
UD社製スノースイーパー車両に乗って感じたことや

UDトラックスと日野トラックとの違いなどを
報告したいと思います。

期待しないで、お待ちください。(^-^)

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