陸送屋から見た、道路上であった「?」や「!」なこと...

query_builder 2021/11/02
ブログ
有限会社嶋屋

こんにちは、神奈川の陸送会社「嶋屋」のYです。
先週はブログ更新が出来ず間隔があいてしまい、
当ブログを定期訪問して下さる方々には

大変申し訳ありませんでした。


というのも、有難いことに、

ここ最近新規のお客様からの陸送ご依頼が増え、
社長自らハンドルを握り陸送するような状況で
自ずと、私も業務中パソコンに向かってカタカタ

やる時間が取れずにおりました。

(言い訳じゃないですょ~)


先日は弊社社長から
「新規顧客の問い合わせは、ブログ効果の影響も大きいので、

これからも宜しく頼みますよ。」


そんな有難きお言葉を頂き、これからも神奈川のみならず、

関東、全国の陸送需要に全方位お応えできるよう
気持ちを新たに、今回もブログ更新してしていきますょー!


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この2週間、世間では色々な出来事がありました。

先の衆議院総選挙しかり、

京王電鉄の無差別傷害テロ事件しかり...


選挙では立憲民主の枝野さんが

「私を総理大臣にして下さい」と政権交代を掲げて

臨みましたが、

結果的には大きく議席を減らし政権交代というよりも、

大物議員の小選挙区落選が印象に残る
世代交代選挙という感じでした。


また、京王線の傷害事件も
陸送業務で普段からよく利用する路線でしたので
もし現場に居合わせたら自分ならどうしたか....
そんな事を考えさせられました。


そんな大きな社会的ニュースの中にあって、

個人的に印象深いのは
10月26日にあった皇室、眞子内親王のご結婚です。
26日午前、皇室を離れられる眞子さまをお見送りする

秋篠宮ご夫妻と佳子さまの映像、


こんな表現は失礼かもしれませんが、お顔の表情は
娘を嫁にやる父親と母親のお顔そのままでした。


私も3人の娘をもつ父ですので、特に秋篠宮さまの表情には

ぐっとくるものがありました。


ここでもやっぱり、自分ならどうする?
そんな事を考えるいい機会でした。
まあ、考えたところでどうしようもありませんが、

心の準備ぐらいにはなるでしょう。(^-^;


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さて、本業の陸送の方ですが
冒頭にも書いたように、先週から今週まで
おかげさまで、沢山の車を陸送させて頂きました。


で、今回は陸送中に感じた
「???」なことや、「!!!」なことを

徒然と綴ってみたいと思います。

どうぞお付き合い下さいませ。


嶋屋のドライバーがよく行く納車先に
神奈川県相模原市にある飛鳥車体さんという会社があります。
主に消防自動車を架装する工場です。


消防自動車は隊員を複数乗せて火災現場へ駆けつけるという

特性から、架装する車は「ダブルキャブ」といって

普通のトラックと違い、運転席の後ろにもう一列人が乗れる

シートを備えた車が多いのです。


ダブルキャブ車のトラックは、

一列余分にシートが備わっているのでキャブ全長が長く、

その分キャブ後方の窓が運転席から離れているため
後方視界、特に真後ろの視界が悪いという特徴があります。


小型トラックの場合、陸送乗務員はルームミラー越しに

自分が運転する車の後方を確認出来ますが、

ダブルキャブ車の場合だと、キャブの長さが倍以上あるので

ルームミラーで真後ろを見ると、

車のすぐ後ろが死角になりやすいのです。


つまり、ルームミラーに写っている景色は
なんと、自分の車の末端から4~5m先の

それであるということです。


こういった事は感覚的には分かっているのですが、
この「すぐ後ろが死角」という特性で

ヒヤッとさせられた出来事がこの前あったので、

ご紹介いたします。


それは、いつものように日野自動車日高プールから
小型のダブルキャブ車を陸送していた時です。


圏央道日高狭山ICから高速道路に入り、

八王子方面に向かっていました。
朝の交通量もそれほどではなく、
一足先に雪化粧をまとった

富士の山をフロントガラス越しに観望しながら


♪ルルルゥ~
っと


真っすぐ伸びる高速道路走行していました。


すると途中、

青梅ICで一台のスポーツカーが合流するのが見えました。
トヨタMR-Sで、オレンジ色の派手めなペイントと
見るからに

車高を落とした外観ですぐに目に入りました。


自車の速度や状況から、こちらがそのまま走行し、

MRーSは私の後ろから本線に合流した方がいいと判断し
私はそのまま定速で本線を直進しました。


その間、私の眼の注視点は自車左側方窓越し、

左のサイドミラー、そして室内ルームミラー

と移っていきます。


判断通り、こちらが合流部を通過し、

続いて加速したオレンジ色のMR-Sが

本線に合流してきました。


合流したであろうMR-Sを確認しようと私は反射的に

ルームミラーに視線を移すと、


「アレ?、MR-Sどこいった?」


ルームミラーに収まっていなければならないはずの

MR-Sが見当たりません。


「???....」


私は慌てて左のミラー、

そして右のミラーに視線を移しました。
すると右のミラーに、
勢いよく加速しながら追い越し車線に

進路変更しようとする先ほどのMRーSが写りました。


「なんだょ~、
お前そんなとこにいたのか!」


僅か数秒に満たない時間ですが、

あるはずの車の姿が確認出来ないというのは
陸送ドライバーのみならず、ハンドルを握る者なら

とても不安になるものです。


先のMR-Sは外観は派手なオレンジ色でしたが、

メタルトップのルーフ部分は黒色で塗装され、
その黒色のルーフと、

ルームミラーから見える後方窓を取り囲むように付いている
縁取りゴムの黒色が重なり見えづらかったのです!


また、車高の低いスポーツカーが、更に車高を落とし、
このMRーSのドライバーは合流時十分な車間距離を取らずに
合流してきたことも、私のルームミラーから

一瞬消えた大きな要因でした。


もし私がこの後方に存在する死角の状況を

正確に把握していない状態で
何らかの原因で減速するような事があったら...


そう思うと、ゾッとしてしまいます。


高速道路上で前方車両と数メートルの車間距離まで詰めて走る

そのドライバーの資質も問題ですが、
現実にそのようなドライバーは一定数存在します。


例えばこんなこともよくあります。
安全な商品車輸送の為、私たち陸送ドライバーは
法定速度の遵守はもとより、必要十分な車間距離の保持、

さらに空荷もいいところ、

荷物を入れる箱さえも積んでいないという

大変不安定な乗り物を走らせているので


時には他のドライバーから


「とろくせぇ~なぁー!」


なんて、思わせてしまうようなことも十分承知しております。

(いつもごめんなさい。<m(__)m>)


ですから、私などは常に追い越したい方は、

どうぞお先に~の精神ですが、


十分な速度と車間距離を保って

追い越してくれればいいのですが、
中には追い越しざま、すぐにこちらの車線に入り、

こちらが慌ててブレーキなんてこともよくあります。


当のドライバーは追い越して早く元の車線に戻りたい

という気持ちなんでしょうが、

速度差もほとんどない状態で自車の前に入られた際には、


「おいおい、その状態で進路変更してくるなよー!」


そうなりますよ。


高速道路は特に速度域が速く、

ドライバーには瞬時の状況把握が求められます。


さらに車という鉄の壁に隔離された者同士、

とてもコミュニケーションが取りづらい

という特徴があります。


ですから、

本来は歩行で移動している以上に

「相手への思いやり」というか、

相手がどう感じるかを想像して

運転行動しなければならないはずです。


車一台分にも満たない車間距離

相手の前に入れば相手はどう感じるか...


十分な速度差を作らずに追い越し

並走、進路変更されたらどう思うか...


また、デッカイ顔した大型トラックで、

自重を止めるに全く足らないほど前の車に接近したら

相手はミラー越しにどんな気持ちになるか...


全ては「想像力」なんですよね。


どんな仕事もやった者しか分からない

大変さってあるじゃないですか、
陸送屋さんも事故渋滞や鉄道遅延で予定通りに

納車時間に間に合わなかったり、
時には配車を落としてしまうというような苦労もあります。


けれど、どんなに焦っても


「他への
想像力」

(これを世間では配慮あるいは、心遣いとも言う)


これだけは陸送車両の安全を確保するために

忘れないようにしています。


日々いろんな事が起きますが、

陸送のお仕事って楽しいですよ!


興味のある方はぜひ業界の扉を叩いてみてはどうですか。

(^^)/

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