陸送は、商用車を支える縁の下の力持ち~!

query_builder 2021/07/12
ブログ
有限会社嶋屋

こんにちは、嶋屋Yです。


週末は九州地方で大雨が降り各地で特別警報が発令されました。
神奈川では幸い大きな被害は免れましたが、
現在も九州地方や広島方面では避難指示や土砂災害情報が出されており、
そんな中を、陸送で今日もハンドルを握り安全輸送に務めている

仲間がおります。


また、宅配業者の配達遅延も発生しており、

業務上の制約も多くあるとは思いますが
このような状況の時は、いつも以上に情報収集にあたり、
まずは自身の安全確保優先で行動していきたいですね。


ところで、ここ最近よく耳にするのが『計画運休』です。

公共交通機関が予め台風通過時等に

電車やバスの運転を取りやめるといったものです。


特に台風の接近が朝夕の通勤時間帯と重なると、

駅のホームは人が溢れてごったがえし、
行き場を失った客による二次被害の可能性もあることから、
予め計画的に運行を取りやめるのは良い判断だと思います。


『安全はすべての業務に優先する』


弊社も、これを行動指針に
気象状況によっては無理な回送はせず、
安全第一で日々陸送業務を行っております。
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さて、オリンピック2020開催まであと2週間を切りました。
陸送で度々お世話になる首都高速は7月19日から8月9日及び
8月24日から9月5日まで、東京に流入する車両の制限を目的に
ロードプライシングが実施されますね。


先週は陸送で大井ふ頭方面に行ったのですが、
この辺りはオリンピックのホッケー会場があり、
普段あまりこの辺りを通ることがない私にも、
急ピッチで会場の仕上げが行われていることが

見てとるように分かりました。


また、カヌーやボート競技が行われる海の森水上競技場付近の

中央防波堤には北海道に車を船舶輸送する出発港があるのですが、


これまで、ここにこんな大きな駐車場あったっけ~!?


そういうぐらい、ちょっと前にはなかった

大会用の広大な駐車スペースが造成されていたりと、


オリンピックを本当に開催しようとしているのだな

そう思わせられることが多々ありました。


遡ること今から8年前、

アルゼンチンのブエノスアイレスで開かれたIOC総会で
トルコのイスタンブールを破り56年ぶりに

東京でオリンピックが開催されることが決まりました。


前回のリオ大会の閉会式では、
当時の安倍首相がゲームキャラクターのマリオに扮して

登場する場面がありましたね。


世間では相当不評を買っていた記憶がありますが、

私も同じように感じたものです。


確かにマリオは日本が世界に誇る文化輸出の一つかもしれませんが、
もっと悠久なるこの国の歴史を象徴するような表現方法はなかったのか。


何はともあれ、あの頃からオリンピック開催に向け
我も我もとオリンピック特需を期待し、

経済活動を活発化させるようになりました。


当時私はまだ陸送業界に身を置いておらず、

この業界がどのような状況だったか肌感覚としては分かりませんが、

多岐に渡るオリンピック会場の建設や準備などでトラックをはじめ、

商用車の需要が上ブレしたのは間違いないでしょう。


会場一つ作るにしても、実に多くの作業が必要で、

それに伴って多くの車両が必要とされます。


実際、前述の大井ふ頭のホッケー会場にも警備の車両、

人員輸送のバス、資材搬入のトラック等が多く見られました。


私たちが陸送している車、主にトラックやバスといった商用車は
オリンピックのような大きなイベントに限らず、
人が社会活動をする場所に、当たり前のように使われています。
何も、街中でよく見かける宅配トラックや

普段乗り降りする 路線バスだけが商用車ではありません。


建物を建設する重機を運ぶトレーラー、

高速道路の安全を守る安全維持管理車、
残土を運ぶダンプカーに建設現場へコンクリートを運ぶミキサー車、
被災地に飲料水を運ぶ水タンク車や仮設トイレを運ぶトラックだって...


ほんと、商用車って幅広い。


そして、それらすべての商用車の生産に於いて必要なのが、
私たち陸送に携わる人間です。


表だって派手さはなく、

どちらかというと地味で縁の下の力持ち的存在ですかね。


実際、陸送に携わっている人というのは
そんな人が多いようにも感じられます。


自分はどうなんだって?


う~んそうですね、

言われてみれば自分も裏方で何かの役に立ちたい

そう思うタイプかもしれません。


当ブログでも何度か書いていますが、
陸送を取り巻く環境や業界の未来は決して明るいだけとは

言えないかもしれませんが、それは多くの産業に言えること。


それよりも、

今回のオリンピック開催というイベントを通じて言えることは、
人が動けば物や事が動き、そこには多くの商用車が

必要とされるという事です。


コロナ禍で人流を止めよと叫ばれる中ではありますが、
この状況が未来永劫続くわけではないでしょう。


コロナ収束までにはまだ時間が必要ですが、
アフターコロナの時代、これからも多くの商用車が必要とされるでしょう。
その時にも、自分は陸送という

このちょっとばかり風変わりで個性的な仕事に携わっていたいですね。


今回はオリンピック開催から見た陸送の遠風景を書かせて頂きました。


〈告知〉!


まだ時期は未定ですが、

皆さまがきっと不思議に思っているであろう、


嶋屋という商号について、

弊社の歴史と陸送との係わりを織り交ぜながら

こちらのブログでご紹介したいと思っています。


それでは、今回も最後までお読み頂きありがとうございました!

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